43歳頂点論—誕生日に思うこと

探検家・角幡唯介さんの著書『43歳頂点論』を読み、その考え方がとても興味深いです。
その中で語られているのが、
「人間は、特に男性の場合、43歳ごろが体力と経験値の交わるピークではないか」
という考えです。
❛ 30代はまだ体力がある一方で、人生経験は十分ではない。❜
❛ 50代になると経験は積み重なっていくけれど、体力は衰えていく。❜
❛❜ その二つが交わる地点が、43歳あたりなのではないか。❞
なるほど!

(画像は昨年、庭の伐採作業に勤しんでいた時のもの)
先日、44歳の誕生日を迎え、
「頂点を過ぎた」この先の人生を想像した時、
僕はピークを越えた寂しさよりも、
新たな境地で生きていく指針のようなものを得ました。
上へ上へと進む生き方から、
今ある場所を深く耕す生き方へ—。
その転換点なのかもしれません。
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43歳のとき、BASE IKUMOTO この丘の上の土地で、新しい暮らしが始まりました。
実はここへ引っ越す前、
ある風水の先生から、この土地について興味深い話を聞きました。
「丘の上の土地は、それ以上“上”がない。これ以上“成長できない”という意味で、凶相とされることもある」
けれど僕は、その話を聞いたとき、
「それはむしろ、吉相なのではないか!」
と思いました。
どこまでも上へ上へと登り続けなくてもいい。今いる場所を深く耕し、そこに根を張る生き方もあるのではないか。
成長とは、ただ上へ進むことだけではない。深く根を張ること、余計なものを手放すこと、
そして、本来の自分の姿へ戻っていくことも、魂の成長なのだ、とヨガは教えてくれます。

頂点に立ったからこそ、見える景色があります。
これまで歩いてきた道、支えてくれた人。
すでに今、ここにある幸せ。
それらをゆっくり見渡しながら、
この丘の上で、ヨガや自然の暮らしを伝え、今いる場所を深く耕していきたいと思います。

44歳の一年も、
どうぞよろしくお願いいたします。

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