Vol. 3 契約までの道のり

物件と運命の出会いを果たした日。

その場ですぐに不動産屋さんに電話をかけたら、すでに仮契約の方がいて落胆したところから始まり、それでも不思議となんとかうまくいくんじゃないかという予感もあり、数日後に先方がキャンセルされたとの連絡を受けてから偶然とは思えない不思議な流れに乗って、それでもここから契約までに至る約3月間に及ぶ期間は実に長く、長く感じる日々でした。

最後までたくさんのハードルが次々と現れましたが、1つ1つ問題をクリアしていきました。

この期間を無事に乗り越えられたことは、本当にたくさんの人たちのご縁とご協力があってのことで、すべてはかずみさんの友人のNさんが不動産屋さんのOさんを紹介してくれたことから始まり、O社長にはこの期間、あらゆる細かい調査や難しい交渉事において大変お世話になりました。

そして、2024年の夏の終わりの吉日。
実際の売買契約では司法書士さんはじめ、売主さんとも対面して父親の横に同席させてもらい、大人数でとっても賑やかで楽しい雰囲気の契約となりました。

今時、銀行のテーブルで相対で不動産の売買契約することはほとんどないことだそうで、それくらい、色々な人間関係がスムーズで和やかに進みました。

後で振り返ると、目指す理想に向けて進むその途上は、一喜一憂する出来事に感情が振り回されることがありますが、実は全てが流れの中にあって、必然的に進んでいたのでした。

「家族みなで暮らすヨガスペースと共存した理想の住まい」に向けて、動き出し、時間はかかりましたが、ようやく一区切りのGOALを迎えられました。

自分たちの意思と、グレードサムシング（大いなる流れ、潜在意識、アートマン）が合致したとき、想いは実現することを学びました。

そしてここから、僕たちの　“古きを活かす” リノベーションプロジェクトが始まるのです！